講演情報

[3I03]MA 含有MOX 燃料中のPu 定量への同時計数法を用いたパッシブ中性子非破壊測定技術の適用可能性

*江口 綾1、相楽 洋1、三星 夏海2、長谷 竹晃2 (1. 東京科学大学、2. 国立研究機関法人日本原子力研究開発機構)

キーワード:

非破壊測定技術、DDSI法、次世代高速炉用燃料、プルトニウム定量、中性子同時計数法

次世代高速炉用燃料には、ウランおよびプルトニウムに加え、マイナーアクチノイド(MA)やランタノイド等の核分裂生成物が含まれており、新燃料であっても核物質以外を由来とする中性子およびガンマ線が想定されている。これらの影響により、新燃料中のプルトニウム定量において、既存のMOX燃料向け技術をそのまま使用することが困難であると考えられており、高い中性子及びガンマ線下で簡便に核物質量を測定できる手法の開発が必要である。本研究は、MA含有MOX燃料中のプルトニウム定量のために、同時計数法を用いたパッシブ中性子非破壊測定技術の適用可能性を評価した。