第9回環境DNA学会

公開シンポジウム:情報化される自然・わたしたちの選択

開催趣旨

自然は、多様な生物や環境が互いに影響し合いながら、絶えず変化し続ける複雑なシステムです。そのため、その状態を継続的かつ客観的に把握し、社会の共通認識として活用することは容易ではありませんでした。

しかし近年、環境DNAをはじめとする技術の発展により、自然の状態を継続的に観測し、多様な主体が共有・活用できる「自然情報」を構築できる時代が始まりつつあります。自然情報は、研究や保全のためだけではなく、行政、企業、地域社会、市民の意思決定を支える新たな社会基盤となろうとしています。

本シンポジウムは、自然情報を構築することではなく、それを社会がどのように活用し、より良い意思決定につなげていくかを議論する場です。

環境省、企業、地域、デザインなど、自然情報を実際に社会で活用する多様な立場の登壇者とともに、

*自然情報は誰のためのものなのか
*自然情報は私たちの選択をどう変えるのか
*自然情報を社会の共通基盤とするには何が必要なのか

を議論します。

研究者が構築する自然情報と、それを行政、企業、地域社会、市民が活用する意思決定を結び付けることで、それぞれの立場に期待される役割や連携のあり方を考え、「自然情報社会」の未来像を参加者の皆様とともに描きます。

開催日時・会場
  • 日時:2026年10月12日(月)13時30分~16時00分(開場13時~)
  • 会場:東北大学 青葉山コモンズ 大講義室(Web配信はございません)

共催
  • 東北大学COI-NEXT ネイチャーポジティブ発展社会実現拠点

講演内容

<第1部>
基調講演:社会インフラとしての環境DNAの未来を描く
近藤倫生(東北大学)
 環境DNAは、水や土に残る生きもののDNAを調べることで、自然の状態を継続的かつ客観的に把握できる新しい技術です。本講演では、環境DNAの基本的な考え方をわかりやすく紹介するとともに、その役割が「生物を調べる技術」から、行政、企業、地域社会、市民の意思決定を支える社会インフラへと発展しつつあることを紹介します。そして、自然が「情報」として社会で共有・活用されることで、私たちの暮らしや社会はどのように変わるのか。「自然情報社会」という新しい未来像を提案し、本シンポジウム全体の導入とします。

<第2部>
リレートーク&クロストーク

  • トーク1:西川 絢子(環境省 水・大気環境局海洋環境課海域環境管理室)
  • トーク2:千葉 大貴(有限会社マイティー千葉重、株式会社アキウツーリズムファクトリー、一般社団法人東北絆テーブル)
  • トーク3:浦野 奈美(株式会社ロフトワーク)

 

参加費と参加申込
  • 会員資格に関係なくどなたでも無料でご参加いただけます。
  • 参加には事前の申し込みが必要です。以下のフォームよりお申込みください。



(申込期限 2026年10月11日(日))



その他
  • CPD対象プログラムです。詳細は本サイトのCPDのページをご覧ください。

 

◎公開シンポジウムに関するお問い合わせ先
Email : ednameeting2026+kokaisympo[at]gmail.com