講演情報

[P13]Cs-Ru担持単層カーボンナノチューブ触媒によるアンモニア合成

○西 政康1、陳 仕元1、望月 剛久1 (1. 産業技術総合研究所)

キーワード:

ammonia synthesis、single-walled carbon nanotube、Cs-Ru catalyst

本研究では、単層カーボンナノチューブ担体Cs-Ru触媒において高活性が発現する要因を明らかにするためにCs担持量を変えた触媒を調製し、触媒活性に及ぼす影響を検討した。TPD測定の結果、Cs担持量の増加に伴いN2脱離量が増加するとともに、水素脱離量も増加することを明らかにした。この結果はCsが電子供与によるN2解離の促進だけでなく、Ru表面から水素を脱離させる水素被毒の抑制効果によって高活性が発現することを示唆する。当日はRu担持量の影響について検討した結果についても紹介する。

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