講演情報

[P15]白金およびコバルトを有する黒鉛層間化合物の構造およびシンナムアルデヒド水素化活性

○阿部 颯希1、坂口 紀史2、白井 誠之1 (1. 岩手大学大学院総合科学研究科理工学専攻物質化学コース 表面反応化学研究室、2. 北海道大学大学院工学研究院)

キーワード:

platinum-cobalt bimetal catalysts、Graphite intercalated compounds、Cinnamaldehyde hydrogenation

高圧塩素混合法を用い、塩化コバルト(Ⅱ)と塩化白金(Ⅳ)を黒鉛層間に挿入し、更に水素還元することで黒鉛層間に白金コバルト微粒子(Pt-Co-GIC)を合成した。TEM、STEM解析により白金とコバルトが均一に混合した厚みが3-5 nm、幅が5-100 nmの合金微粒子が、黒鉛層間に形成されていることが分かった。また、Pt-Co-GICは超臨界二酸化炭素溶媒を用いるシンナムアルデヒドの水素化反応において高い活性を示した。

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