講演情報

[P22]シリコン粉末とCO2の反応で得られる多孔質シリカの構造解析と活用

○谷村 勇亮1、長谷川 慎吾1、眞中 雄一2、本倉 健1 (1. 横浜国立大学大学院、2. 産業技術総合研究所)

キーワード:

CO2、Silicon、Porous Silica

多孔質シリカは吸着材や触媒担体等に用いられる重要な材料である。従来、多孔質シリカは金属ケイ素とアルコールから得られるテトラアルコキシシランを経て合成される。本研究では、シリコン粉末を還元剤としてCO2をギ酸へと変換する反応にて、多孔質シリカを1ステップで合成できることを見出した。また、得られたシリカの構造解析を行い、細孔の形成機構について考察を行った。さらに、本手法にて合成した多孔質シリカを触媒担体として用いて、CO2をカーボネートへと変換させる触媒反応に活用した。

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