講演情報
[P29]Rh系二元金属触媒を用いるアレーンとアルキンの酸化的カップリング反応
○楠 碧彩1、髙澤 豪太1、長谷川 慎吾1、本倉 健1 (1. 横浜国立大学)
キーワード:
Oxidative coupling、Alkynylation、Supported metal catalyst
芳香族アセチレン化合物は合成中間体として重要であり、その代表的合成法として薗頭カップリング反応が知られている。この反応ではハロゲンを含む副生成物が量論量生じるが、分子状酸素を酸化剤とする酸化的カップリング反応では水のみが副生し、アレーンのハロゲン化を省略することができる。本研究では酸素雰囲気下で炭素担持Rh触媒を用いることでアレーンとアルキンから芳香族アセチレン化合物が得られることを見出した。さらに、本反応に活性をほとんど示さないCo,Cu,Ag等の導入によりRhの触媒性能が向上することを明らかにした。
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