講演情報

[1B06]バイオマス由来化合物を原料とした複合触媒系を用いた可視光駆動型生分解性プラスチック前駆体合成

○山田 恭佑1、天尾 豊1 (1. 大阪公立大学)

キーワード:

Multi-catalytic system、Biomass-derived compound、Biodegradable plastic precursor

現代社会において必要不可欠なプラスチックは、ほとんどが石油資源由来であること、環境汚染の原因であることという課題を抱えている。これらに対し、生分解性を有するバイオマスプラスチックが注目されている。本研究では、ウレアーゼとL-アラニン脱水素酵素という2種類の酵素を用いることにより、バイオマス由来化合物であるピルビン酸と尿素から生分解性プラスチック、とりわけナイロンの原料であるL-アラニンを合成することに成功した。

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