講演情報
[P04]稲わらの触媒分解によるリグニンとセルロースの有効利用技術の開発
○田中 謙太郎1、白川 夢大1、五十嵐 悠真1、髙松 翼1、樋口 雄大1、園木 和典1、吉田 曉弘1 (1. 弘前大学)
キーワード:
Biomass utilization、Lignin、Celluloce
未利用系バイオマスであり温室効果ガスの要因となっている稲わらは環境に配慮した活用が求められる。産業的なパルプ利用においては、クラフト法によるリグニン蒸解が行われるが、リグニン由来生成物に硫黄が付加するため、さらなる利用が困難である。本研究では、セルロース質残渣との分離が容易な金属発泡体固定化触媒を用いた稲わらの直接酸化分解を行い、条件最適化によりリグニン由来の単環芳香族フェノールとセルロースの収率最大化を目指した。
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