講演情報
[P20]層状複水酸化物由来酸化物触媒を用いるCO2水素化によるメタンと低級炭化水素の同時製造
○衣川 敬人1、大塚 浩文2、山本 直生2、池永 直樹3 (1. 関西大学大学院理工学研究科、2. 大阪ガス株式会社先端技術研究所、3. 関西大学環境都市工学部)
キーワード:
CO2 Hydrogenation、Lower Hydrocarbons、Layered Double Hydroxide
CO2水素化によるメタン(CH4)の都市ガス利用には、主成分であるCH4に加え、低級炭化水素(C2-C4)が必要である。そこで本研究では、CH4およびC2-C4の同時製造を目的とし、C2-C4を合成可能なCo-Fe系層状複水酸化物由来酸化物触媒(CoFeAl)の後段に、CH4生成能を有するNi系層状複水酸化物由来酸化物触媒(NiMnAl)の導入を検討した。CoFeAlの単独の場合と比較して、NiMnAlを全触媒量中1 wt%導入した場合、C2-C4収率がわずかに低下したものの、CO2転化率およびCH4収率が大幅に向上した。
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