[2C01-08] 石油精製・脱硫・重質油処理

9:45 〜 10:00日本語

[2C03] 中間留分選択性の高い新規水素化分解触媒の開発

○中島 一樹¹、松元 雄介¹、関 浩幸¹、Zhu Guanghui²、Robert Hodgkins²、Mohammed Bahhar²、Faisal Mulla² (1. 日揮触媒化成株式会社、2. Saudi Arabian Oil Company)

キーワード：

Catalyst、Hydrocracking、Middle-distillate

水素化分解は、重質油から高付加価値の灯油や軽油等の中間留分を製造できる製油所の収益を大きく左右する重要なプロセスであり、弊社はサウジアラムコ社と共同で水素化分解触媒の開発・実商化を進めてきた。今回、水素化成分である担持金属の高分散化と触媒の固体酸制御によって、中間留分選択性の高い新規水素化分解触媒CAN-HC153を開発した。本発表ではその触媒設計と各性能ついて報告する。