講演情報

[10a-N202-3]量子LiDARの応用に向けた 2 モードスクイーズド光の霧空間における伝搬特性の評価

〇(D)鈴木 裕太1、吉田 健治2、政田 元太1 (1.玉大工、2.トヨタ自動車)

キーワード:

量子相関、2モードスクイーズド光、量子LiDAR

光波が持つ量子もつれ現象をLiDAR技術に応用することによって、霧や雨、大気擾乱などの悪天候下においても物体検知能力を改善できることが期待されている。本研究では量子もつれ効果をもつ2モードスクイーズド光源を開発し、霧に対する耐性評価実験を行った。その結果、透過率50%の霧を通過した光波においても量子もつれ効果が残存することを初めて実証した。