講演情報
[7a-S103-6]SiON膜における酸化源供給後の表面状態に関する検討
〇嶋田 章吾1、袴塚 充寛1、佐野 敦1、服部 真也1、藪 聡志1、柄澤 元1 (1.KOKUSAI ELECTRIC)
キーワード:
表面分析、分子シミュレーション
本研究では、SiON膜における酸化源暴露後の表面状態解明のため、暴露量を調整したサンプルを準備し、表面分析を行うとともに分子シミュレーションを用いた理論的な評価を実施した。各表面状態をStatic-SIMS分析で解析した結果、酸化源暴露後もSiOH-は観測されずSiNH2+に起因するピークが観測され、GPCと相関をとることで表面活性サイトの同定を実施した。本発表では、計算科学の観点から理論的に表面状態を考察した結果も述べる。