講演情報

[7p-P04-20]色素ドープ液晶の光応答挙動に及ぼすジチオレンニッケル錯体の置換基効果

菊池 未悠1、WANG Qi2、田中 睦生1,2、岡部 藍衣1、〇木下 基1,2 (1.埼工大工、2.埼工大院工)

キーワード:

液晶、光配向、ニッケル錯体

分子配向制御は有機フォトエレクトロニクスデバイスの高機能化・高性能化において重要な鍵である。これまでに色素を含む液晶が光配向特性に優れることが報告されているが、色素による着色が避けられないため、広範な光学部材への応用には材料の無色化が望まれる。そこで、本研究では近赤外吸収色素として、アルコキシ鎖長の異なるジチオレンニッケル錯体を用いた液晶の光配向応答挙動について検討した。