講演情報

[7p-S203-3]電気化学的ガス発生反応を利用したカーボンナノチューブの表面洗浄

〇内山 晴貴1、吉川 雄大1、大野 雄高1,2 (1.名大工、2.名大未来研)

キーワード:

カーボンナノチューブ、電気化学、表面洗浄

カーボンナノチューブ(CNT)薄膜における界面活性剤やレジストなどのプロセス残渣は,デバイス特性の劣化を引き起こすため,その除去が不可欠である.本研究では,電気化学的ガス発生反応を利用し,室温で実施可能な表面洗浄手法を開発した.ラマン分光および電気化学測定の結果,水素発生反応を用いることで,CNTの結晶性を損なうことなく界面活性剤を除去できることを示した.