講演情報

[8p-S201-10]腹部表面上自己接着性電極によるサイボーグ昆虫の運動制御

〇片山 俊平1,2、安藤 圭吾1,2、李 成薫1、Jiang Zhi3、Chen Xiaodong3、横田 知之4、佐藤 裕崇3、梅津 信二郎2、福田 憲二郎1、染谷 隆夫1,4 (1.理研、2.早大、3.南洋理工大、4.東大)

キーワード:

サイボーグ昆虫、フレキシブルエレクトロニクス、バイオハイブリッド

サイボーグ昆虫は、災害救助などへの応用が進む生物機械融合システムである。従来の制御は感覚器官への刺激に依存し、運動性への影響が懸念されていた。本研究では、超薄型自己接着性電極を昆虫の腹部に装着する技術を開発した。また腹部への電気刺激で運動を効果的に制御できる最適な条件を明らかにした。これにより、主要な感覚器官に損傷を与えずに、昆虫本来の運動能力を活用できるサイボーグ昆虫を実現した。