講演情報

[9a-N201-6]異方性エッチング表面上チタン酸バリウム立方体状微粒子の配向特性

〇中島 世龍1、佐々木 悠眞1、山口 正樹1、山本 孝2 (1.芝浦工大、2.防衛大)

キーワード:

ナノ粒子、自由配向、異方性表面

微粒子分散インクジェット成膜では,自己組織化による集積体形成や基板表面ポテンシャルによる配向制御が期待される.そこで本研究では,立方体状の水熱合成微粒子分散液を用いて,テクスチャ・エッチング表面上での微粒子配向状態について調査した.X線回折ならびに電子顕微鏡観察から,基板上の位置によらず微粒子は,各面が基板面に接するように吸着する.しかし微粒子密度が1,500粒/um2と低く,分散液濃度の向上が望まれる.