講演情報

[9a-S203-5]ナノシートFETに向けたSiPの分光エリプソメトリー評価

〇熊谷 直人1、入沢 寿史1、林 喜宏1 (1.産総研 SFRC)

キーワード:

ナノシートFET、GAAFET、SiP

微細化が進むGAAFET等のナノシートFETにおいて接触抵抗の低減は重要な課題の一つであり、近年ではNMOSの低抵抗S/D形成にはSiPの選択成長が用いられている。P濃度は~1×1021cm-3程度とat%オーダーであり、従来のドーピングで用いられてきた濃度より1桁以上高く、物性面でも興味を持たれている。分光エリプソメトリーやOCDに必要な光学定数 (誘電関数)はドーピングにより変化する事が知られているが、~1×1021cm-3のような高濃度域ではあまり調べられていない。本研究ではSiPを成長し、分光エリプソメトリー測定を行い、光学定数をパラメータとしたfittingにより光学定数を見積もり、その光学定数を用いて膜厚を評価し検証した。