講演情報
[9p-N105-14]PLD法によるNbドープ(GaxIn1-x)2O3固溶体の結晶成長及び構造評価
〇(M1)渡邉 允晴1,2、小椋 厚志1,3、知京 豊裕2、長田 貴弘2,1 (1.明大理工、2.物材機構、3.明大MREL)
キーワード:
酸化ガリウム、酸化インジウム、ワイドバンドギャップ
純粋なβ型酸化ガリウムは酸素空孔のイオン化エネルギーが高く、電気伝導への寄与が小さいため、ドーピングによるキャリア制御が一般的である。しかしGa-O結合の強いイオン性により置換とキャリア活性化が困難である。先行研究では、In組成0.3以下の(GaxIn1-x)2O3ではβ相を保ちつつn型ドーピングに適した構造が得られると報告されている。本発表では(GaxIn1-x)2O3へNbドープしたときの結晶構造解析と電気特性への影響について議論する。