講演情報

[9p-N301-19]InGaN量子井戸の時間分解フォトルミネッセンス発光減衰挙動に対するベイズ推論解析

〇岩満 一功1、新保 樹2、赤瀬 善太郎1、横川 俊哉1、山口 敦史2、冨谷 茂隆1 (1.奈良先端大、2.金沢工大)

キーワード:

ベイズ推論、時間分解フォトルミネッセンス発光、伸長型指数関数

In0.24Ga0.76N単一量子井戸構造における温度依存の時間分解フォトルミネッセンス発光スペクトルマッピング(TRPL-SM)データを対象に、ベイズ推論により発光減衰曲線のパラメータを推定し、統計的評価を行った。フィッティング関数は伸張型指数関数(SE, 0 < β ≤ 1)に加え、圧縮型指数関数(CE, 1 < β < 2)も考慮することで、指数の変形量βは発光エネルギーに依存してCEとSEの間を行き来する振舞を確認した。この物性的考察の詳細は、講演にて発表する。