講演情報
[14a-K209-3]Mg二次電池正極材料αMgCo2-xMnxO4-(1-α)Mg(Mg0.33V1.67-yNiy)O4(α=0.5 x=0.6 y=0.1,0.15)の電池特性と量子ビームを用いた平均・局所・電子構造
〇佐藤 愛佳1、井手本 康1、石橋 千晶1、北村 尚斗1 (1.東理大創域理工)
キーワード:
マグネシウム二次電池、結晶構造、正極
Mg二次電池は次世代二次電池として注目されており、高い体積エネルギー密度、高い安全性、低コスト化が期待されている。当研究室ではスピネル型正極材料αMgCo2-xMnxO4-(1-α)Mg(Mg0.33V1.67-y Niy)O4を扱ってきた。本研究では更なる電池特性向上を目的としα=0.5 x=0.6 (y=0.1, y=0.15)で電池特性を評価した。その結果α=0.5 x=0.6 y=0.15の組成において初回放電容量110mAh/gであり、同時に高いサイクル特性を示した。また量子ビームにより平均・局所・電子構造の解析を行い電池特性との関係を考察した。