講演情報

[14a-K304-8]低コヒーレンスドップラーライダーによる接地境界層の砂塵・風場計測

〇(B)原 悠大1、大久保 洸祐1、椎名 達雄1 (1.千葉大工)

キーワード:

ドップラーライダー、低コヒーレンス、風計測

低層大気の風場や粉塵の流れは高層大気に比べ急峻かつ複雑なため計測の需要が高まっている。既存のドップラーライダーは鉛直上空大気を対象とするため、小さい時空間スケールである低層大気の動きを追従しきれない。
本研究では低コヒーレンスドップラーライダー(LCDL)の開発を行い、接地境界層のグラウンドでの砂塵計測および室内での風場を計測し、信号の出方の違いから浮遊粒子状物質の区別ができることを報告する。