講演情報
[14a-K309-7]位相アパーチャーカーレンズモード同期レーザー検討
〇戸倉川 正樹1,2 (1.電通大レーザー研、2.電通大脳医工センター)
キーワード:
位相アパーチャーカーレンズモード同期
本発表では共振器内で2次元空間位相分布を制御しその干渉効果を利用する,位相アパーチャー(PA)カーレンズモード同期法の検討について発表を行う.
従来のハードアパーチャー(HA)カーレンズモード同期では光を遮り0として損失効果を発生させていたが, 本提案手法ではその中心部と外周部の位相を反転させて干渉の効果を利用する. アパーチャーのホールサイズに対するビーム径の大きさをNormalized beam sizeと定義して, HAとAPの両者で共振器中集光部での光強度がどのように変化するかを回折積分により計算した. PAは干渉の効果によってHAに比べてより強度変調効果が得られることが分かった.通常のHAカーレンズモード同期に比べより大きな変調効果を示しうることが分かった.
従来のハードアパーチャー(HA)カーレンズモード同期では光を遮り0として損失効果を発生させていたが, 本提案手法ではその中心部と外周部の位相を反転させて干渉の効果を利用する. アパーチャーのホールサイズに対するビーム径の大きさをNormalized beam sizeと定義して, HAとAPの両者で共振器中集光部での光強度がどのように変化するかを回折積分により計算した. PAは干渉の効果によってHAに比べてより強度変調効果が得られることが分かった.通常のHAカーレンズモード同期に比べより大きな変調効果を示しうることが分かった.