講演情報
[14a-K506-5]垂直入射で励起するクレッチマン型表面プラズモンセンサー
〇金 デヒョン1、辻口 雅人2、藤田 直樹2、Oguchi Maria Vanessa1、梶川 浩太郎1 (1.科学大工、2.日本電気硝子)
キーワード:
プラズモンセンサー、表面プラズモン
伝搬型SPRを応用した従来のSPRセンサーは入射角による共鳴条件を満たす必要性からゴニオメーターなどの可動機構を必須とする。もし、プリズム底面に対して垂直に光を入射してSPRを励起できれば、光学系や光学装置の簡略化が可能となり、超小型のバイオセンサーやSPR顕微鏡が実現できる。水とエタノールの混合溶液を用いた屈折率変化によるピーク位置のシフト、及び自己組織化単分子膜の形成過程の観測結果を示す。