講演情報

[14a-P01-15]Cs2NaLaCl5及びCs2NaYCl5結晶シンチレータの真空紫外分光及び温度依存性評価

〇藤本 裕1、川本 弘樹1、越水 正典2、浅井 圭介1 (1.東北大院工、2.静岡大電子研)

キーワード:

シンチレータ、オージェフリー発光、エルパソライト

セラノティクスの診断手法には、放射性薬剤を用いた陽電子放出断層撮影(PET)分子イメージング技術が挙げられ、この診断画像の高解像度化のためには陽電子対消滅線の到達時間差情報(Time Of Flight: TOF)の利用が欠かせない。そこで我々は、LYSO:Ce3+シンチレータに代表される従来の希土類イオンの電子遷移に代わる高速な発光として、内殻電子の電子遷移を利用したオージェフリー発光(AFL)に着目した。