講演情報
[14p-K201-8]量子ドット蛍光体開発の現状と展望
〇磯 由樹1、磯部 徹彦1 (1.慶大理工)
キーワード:
量子ドット、蛍光、ナノ蛍光体
蛍光体として量子ドット(QD)の優れた特性が注目され始めてから30年以上が経ち、その発展は目覚ましいものがある。様々な分野での応用が検討されており、2023年のノーベル化学賞がQDの発見と合成に対して与えられたことは記憶に新しい。最初期からCdSe QDが優れた可視蛍光体として知られているが、現在までに様々なQD蛍光体が登場した。本講演ではQD蛍光体の現状と今後について筆者らの取り組みを交えて概説する。