講演情報
[14p-K205-3]感染症対策に資する非増幅遺伝子検査法の開発
〇渡邉 力也1 (1.理研CPR)
キーワード:
非増幅遺伝子検査法、感染症検査、デジタルバイオ分析
新型コロナウイルス感染症の世界的な流行を経験し、将来のパンデミックに備えるべく、汎用的な感染症検査法の確立が急務とされている。この背景を受け、私たちは基礎研究で培った生体分子の1分子計測技術を発展させ、病原体の遺伝子を1分子レベルで識別して迅速に定量できる、世界最速の非増幅遺伝子検査法(SATORI法)の開発に成功した。本演題では、SATORI法の最新の開発状況と、それらが拓く感染症対策の未来像について概説する。