講演情報

[14p-K205-4]集積化グラフェンFETアレイの表面ポテンシャル精密制御による 高感度ウイルス検出(1)

〇松本 和彦1、山本 佳織1、佐藤 夏岐1、矢野 真美子1、坂野 喜代治1、大西 絵里子1、田中 秀和1、牛場 翔太2、谷 晋輔2、木村 雅彦2、渡邊 洋平3 (1.阪大産研、2.村田製作所、3.慈恵医大)

キーワード:

グラフェンFET、バイオセンサー、高感度化

グラフェンFETアレイを用いたウイルスの高感度迅速検出のために、自然に負に帯電したグラフェン表面に正に帯電したポリリジンを導入することにより、グラフェン表面を中性にし感度が向上することを従来報告してきた。今回さらにポリリジンによるウイルスの物理吸着の影響を除去し、かつポリリジンの濃度を様々に変化させ、その最適値を得ることに成功し、感度を最大化することに成功した。