講演情報

[14p-K207-13]カーボンナノチューブ・ビスマス化合物によるハイブリッド光学センサ

〇李 恒1、松﨑 勇斗1、山本 みな美1、高井 怜於1、昆 裕樹仁1、河野 行雄1 (1.中大理工)

キーワード:

カーボンナノチューブ、光熱起電力効果、長波長光学

光熱起電力効果は,非破壊検査応用へ有用な光検出として注目を集める.従来は超高効率な吸光からカーボンナノチューブ(CNT)のセンサ材料への選定が主流であるが,素子原理へ回帰するとCNTの低い熱電変換効率・ゼーベック係数(受光層として:40 μV/K)が動作感度を頭打ちにしている.これを受け本研究は光熱起電力効果素子の新展開として,CNT吸光膜とビスマス系熱電電極によるハイブリッド光センサを創出した.