講演情報

[14p-K207-9]らせん気流技術による疎水性高分子とカーボンナノチューブとの複合固体

〇丹下 将克1 (1.産総研ナノ材料)

キーワード:

半導体カーボンナノチューブ、複合材料、ポリマーラッピング

最近、化学センサーなどの用途展開に向けて、本研究者はカーボンナノチューブ(CNT)の凝集を抑制できる『らせん気流法』を開発し、近赤外光吸収におけるスペクトル線幅の極めて狭い半導体CNT複合固体を漸く実現した。この方法は、チューブ直径の大小を問わず、適用可能であり、分光スペクトル線幅の狭い様々な半導体CNT複合固体を創成できる。本発表では、『らせん気流法』による半導体CNT複合固体のうち、幾つかの複合固体について報告する。