講演情報

[14p-K304-15]最大帯域幅反射スペクトルのパワーを用いたOCDRの提案

〇久保田 晴之1、水野 洋輔1 (1.横浜国大)

キーワード:

光ファイバセンサ、分布センシング、相関領域法

光ファイバに沿った反射率分布を計測できる「光相関領域反射計(OCDR)」が注目されている。 OCDR では、従来、測定ファイバ(FUT)内に生成される「相関ピーク」を掃引することで分布測定を実現していたが、相関ピーク以外の位置を測定点とする手法は報告されていない。 そこで本研究では、相関ピークと対になる「相関ディップ」に着目し、そこで得られる最大帯域幅での反射スペクトルのパワーを用いる新たなOCDRを提案する。