講演情報
[14p-K304-4]透明材料の屈折率波長依存性の新たな計測方法の開発
〇中田 洋輝1、古賀 麻由子1、猿倉 信彦2、筑本 知子2、清水 俊彦2 (1.兵庫県立大工、2.阪大レーザー研)
キーワード:
屈折率、透明材料、分光
従来、不定形で加工が困難な透明材料の屈折率計測は難しい。そこで、屈折率が既知の液体を参照液体として使用することで非破壊かつ簡便に屈折率を計測する手法を開発した。今回、参照液体を砂糖水、サンプルに蛍石等を使用し、CCDカメラで撮影した。結果、砂糖水の屈折率が既知ならば、屈折率が未知のサンプルでも境界線が消えた濃度から屈折率を導出できる事を実証した。また、他の波長で計測を行えば屈折率分散も計測できる。