講演情報
[14p-K308-10]時間分解磁気光学サンプリングによるTSAGのコヒーレントフォノンの観察
〇市川 卓人1,2、佐藤 大輔1、長谷 宗明1 (1.筑波大数理、2.産総研)
キーワード:
フェムト秒パルスレーザー、コヒーレントフォノン、磁気光学サンプリング
フェムト秒パルスレーザーを用いた磁性制御については新たなデバイス動作原理としての可能性がある.しかし,このような超高速の磁性現象では平衡状態の近似が成り立たない場合があり,理論的・実験的研究の重要性が高い.本研究では,テルビウムスカンジウムアルミニウムガーネット(TSAG)結晶のコヒーレントフォノン(CP)を時間分解磁気光学サンプリング法により計測し,CPの過渡応答における励起偏光状態依存性を明らかにした.