講演情報

[14p-K404-15]分子レベルにおける反芳香族分子の電子物性

〇藤井 慎太郎1、磯野 皐士郎2、忍久保 洋2、西野 智昭1 (1.科学大院理、2.名大院工)

キーワード:

反芳香族性、ブレークジャンクション、プローブ顕微鏡

反芳香族性を示すNiノルコロールと芳香族性を持つNiポルフィリンの分子レベルにおける電気伝導度をBreak junction法で比較した。その結果、NiノルコロールはNiポルフィリンより1桁高い伝導度を示し、反芳香族分子ではエネルギーギャップの縮小が高い伝導度に寄与することが明らかとなった。また、分子接合の界面構造を設計することでNiノルコロールの電気伝導度を2桁以上調節可能であることを見出した。

コメント

コメントの閲覧・投稿にはログインが必要です。ログイン