講演情報
[14p-K506-2]加熱処理で作製したAgランダムグレイン構造を用いた量子ドットのRGB発光増強
〇丹羽 智彦1、平内 陽喜1、松山 哲也1、和田 健司2、岡本 晃一1 (1.阪公大工、2.阪公大研究推進)
キーワード:
表面プラズモン共鳴、量子ドット、発光増強
表面プラズモン(SP)共鳴を利用した量子ドット(QDs)の発光(PL)増強は注目され,多く報告されている.本研究グループはこれまでに,Ag蒸着膜や加熱処理を加えたAg膜を用いた伝搬型SP共鳴によるQDsのPL増強について報告してきた.本研究では,PL増強に最適なAg蒸着膜の加熱環境を検討し,赤色発光のQDsに対して,42 倍の増強を達成した。この結果は,QDsを用いた光デバイス応用において重要である.
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