講演情報
[14p-P01-25]酸化チタン光触媒と酸化銅の接合界面形成に関する研究
〇江頭 雅之1、根岸 純真1、渡邊 康之1 (1.諏訪東理大)
キーワード:
酸化チタン、酸化銅
酸化チタンは高い分解作用を発揮する光触媒であるが、3.2eVのバンドギャップを持つため紫外光にしか反応できないため可視光応答化が行われている。可視光応答化の中で酸化銅を接合する銅担持光触媒はホルムアルデヒド分解実験から高い酸化分解作用が発揮される可能性が示唆された。しかし、高い酸化分解作用を示すためにTiO2と酸化銅の接合界面がどのように形成されているか、接合界面の電子状態が未解明である。従って本研究ではTiO2に対してCuとCu2Oを接合しJ-V特性を計測することで、これらがどのようなバンド構造を形成するかを考察したのでそれを報告する。