講演情報

[14p-P02-17]グラファイト上の立体規則性オリゴチオフェンの自己集積化における臭素置換基の役割

〇高城 大輔1、松本 幸三2、須藤 孝一3 (1.阪大理、2.専大自然、3.阪大産研)

キーワード:

オリゴチオフェン、自己集積化、走査トンネル顕微鏡

主鎖の末端が無置換、モノブロモ置換、ジブロモ置換の3種類のアルキル化チオフェン4量体のグラファイト表面における自己集積化単分子膜の構造をSTM観察することにより、オリゴチオフェンの自己集積化における末端基の影響を調べた。いずれの分子もグラファイト表面上に秩序ドメインを形成するが、末端構造の違いにより分子配列の仕方が異なることが分かった。臭素末端基は、直線的な分子配列を安定化させることが分かった。

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