講演情報
[14p-P10-18]FIPS205(SLH-DSA)署名生成ハードウェア向けSHA2演算の最適化
〇竹島 優太1、池田 誠1 (1.東京大学)
キーワード:
SHA2、ハッシュベース署名、ハードウェア
量子コンピュータの進展に伴い、耐量子計算機暗号の研究が進む中、NISTによって標準化されたハッシュベースの署名「SLH-DSA」は高い安全性を持つが、署名生成の計算コストが課題である。本研究では、SHA2およびSHAKEに対応した低レイテンシな署名生成ハードウェアを設計した。ここでは特に計算効率化が求められるSHA2演算器の最適化について述べる。