講演情報
[15a-K101-4]並列2重量子ドットにおける光介在トンネルの効果
〇羽田野 剛司1、久保 敏弘2、都倉 康弘3、天羽 真一4、寺岡 総一郎4、樽茶 清梧4 (1.日大工、2.津山高専、3.筑波大、4.理研)
キーワード:
量子ドット、光介在トンネル、クーロンブロッケード
並列2重量子ドットの1つの量子ドットのゲート電極にマイクロ波を印加することにより、メインのクーロン振動のサイドに周波数に比例したサテライトピークが生じる。このサテライトピークは、周波数に比例してメインのクーロン振動ピークから離れていく。そのため、このサテライトピークは、光介在トンネル(Photon assisted tulleling:PAT)によって生じていることがわかる。本講演では、このPATの並列2重量子ドットへの影響について報告する。