講演情報

[15a-K207-5]ラマンスペクトルからのグラフェン層数評価

〇(M1C)千木良 悠貴1、渡邊 颯人2、鵜飼 智文3、黒須 俊治3、西原 一樹4、有江 隆之4、渡邊 賢司5、谷口 尚5、花尻 達郎1,2,3、前川 透1,2,3、根岸 良太1,2,3 (1.東洋大院理工学研究科、2.東洋大理工、3.東洋大バイオナノセンター、4.大阪公立大、5.物質・材料研究機構)

キーワード:

グラフェン、ラマン、層数

二次元層状物質は層数により物性が変化するため、層数を正確に制御・評価する技術が重要である。従来の層数評価法には反射高速電子線回折や透過型電子顕微鏡があるが、試料への損傷や加工が必要となる課題がある。本研究では、二次元層状物質の一つであるグラフェンを対象に、ラマンスペクトルを用いた非破壊的な層数評価手法を検討し、従来手法の課題を克服する可能性を示した。