講演情報

[15a-K301-11]一次元チャネルを通るバレー流の量子化現象:再現性と普遍性の確認

〇中山 祐輔1、高橋 慶1、中村 優友1、柯 梦南1、渡邊 賢司2、谷口 尚2、バード ジョナサン1,3、フェリー デイビット4、青木 伸之1 (1.千葉大物質、2.物材機構、3.バッファロー大、4.アリゾナ州立大)

キーワード:

バレーホール効果

単層MoS2を用いたホールバー素子にスプリットゲート構造を導入し、バレーホール効果によるバレー流の量子化現象を研究している。特に、非局所電圧における階段状構造の普遍性や再現性を調査するため、複数の試料を作製し、バックゲート電圧や温度、バイアス電圧の依存性を議論した。これにより、バレー流の静電的閉じ込めや量子化現象の理解を深めることを目指している。