講演情報
[15a-K306-6]人体に対する高時間分解能な中赤外パッシブ分光計測
〇穴吹 大地1、田原 詩織1、矢野 響1、小橋 琉夏2、向原 裕登2、和田 健司3、西村 亜希子3、西山 成3、石丸 伊知郎2 (1.香川大院創発、2.香川大創造工、3.香川大医)
キーワード:
中赤外分光法、非侵襲血糖値計測、ウェアラブルデバイス
人体から放射される中赤外光の分光計測が可能な豆粒サイズの分光計を開発した。本装置はウェアラブルデバイスへの搭載を想定してレンズ2枚(φ6 mm)、光軸長14.65 mmとコンパクトな光学系で構成している。また、1フレームで1ラインの分光特性を取得できる高い時間分解能を有している。本稿では、装置の原理と人体の手首の測定結果について述べる。