講演情報

[15a-K307-7]TiC-TiO2/C3N5を用いた高活性な可視光応答型光触媒の開発

〇鶴岡 帆南1,2、関 蘇軍2、藤嶋 昭2、寺島 千晶1,2 (1.東理大創域理工、2.東理大総研)

キーワード:

ナノ粒子、可視光応答型光触媒

現在、太陽光エネルギーを利用し汚染物質を分解できる光触媒が注目されている。しかし、代表的な光触媒TiO2は可視光への低応答性、低光反応効率等の欠点がある。本研究では可視光吸収性を向上させるためTiO2構造にC原子を入れたTiC-TiO2に、PドーピングしたC3N5を複合させることで光誘起電子正孔対の再結合を減らし、可視光応答型光触媒として高活性化が期待されるTiC-TiC-TiO2/C3N5を様々な条件で作製し、物性や光触媒としての活性評価を目的とした。