講演情報

[15a-K405-4]変位電流評価法による平面積層型有機太陽電池の特性解析

〇京極 晴太1、地引 遥人2、大野 拓3、清水 貴央3、石井 久夫1,2,4,5、深川 弘彦4 (1.千葉大工、2.千葉大融合理工、3.NHK技研、4.千葉大先進、5.千葉大MCRC)

キーワード:

有機太陽電池、変位電流評価法

近年、有機太陽電池(OPV)の性能は近年向上しているが、更なる性能向上には励起子や電荷の挙動を理解することが必要不可欠である。本研究では、pn平面積層構造を持つOPVを対象に、変位電流評価法(DCM)を用いて電荷蓄積が発電特性に与える影響を解析した。アクセプター材料によりJ-V特性や曲線因子(FF)が変動し、電荷蓄積の抑制が高性能化に寄与することを確認した。特にB4PyMPMを用いた素子では電荷蓄積がなく、高いFFが得られた。

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