講演情報
[15a-K406-3]超伝導Transmon型量子ビットのJunction WireにおけるParticipation Ratioの計算
〇橋本 義仁1、山本 剛1、川上 洋平1 (1.NEC)
キーワード:
量子ビット、超伝導、誘電損失
Junction Wire周辺の界面層のParticipation Ratioを電磁界Simulatorで計算し、解析式と比較した。その結果、Metal-Air界面層のSim結果が解析式の5.1倍と大きくなった。この大きな差が生じる原因は、Wire側面の下側の電場が上側より大きくなる現象を解析式では考慮していない点にあることを明らかにした。この現象を考慮するとSim結果は妥当であると考えられる。