講演情報
[15a-K406-9]ガルバニック結合を用いた共振器-導波路間可変結合
〇越野 和樹1、水野 皓介2 (1.東京科学大ILA、2.産総研)
キーワード:
可変結合、超伝導デバイス
最近の量子デバイスの鍵となる技術の一つは量子素子間の可変結合である。本研究では、境界条件可変のスタブを備えた半無限導波路で実現する、オンオフ比に優れた共振器-導波路間の可変結合器を提案する。本デバイスの動作原理は、スタブ端の可変境界条件によって誘起される共振器モードのノード位置のシフトである:ノード位置と導波路の分岐点との空間的距離により,Q値を4桁程度その場制御することができる。