講演情報
[15a-K506-9]相変化材料を用いた非エルミートカイラリティ反転の検討
〇森竹 勇斗1、納富 雅也1,2,3 (1.科学大理、2.NTT NPC、3.NTT BRL)
キーワード:
非エルミート系、相変化材料、プラズモニクス
本研究では、非エルミート性によるカイラリティを相変化材料によって動的に反転させられる構造を提案する。直行した金ナノワイヤの結合系では、カイラルEPと呼ばれる非エルミート系特有のカイラル応答が発現する。ここで片方のワイヤにのみ相変化材料(GST)を装荷すると、相変化の前後でGSTの損失が変化するため、系の固有状態が変化しカイラリティを反転させることができる。