講演情報
[15a-P01-4]原子間力顕微鏡を用いたグラファイト光誘起構造のナノ力学特性解析
〇益井 絵美里1、金本 竜輝2、金崎 順一2、稲見 栄一1 (1.高知工大院工、2.阪公大院工)
キーワード:
フェムト秒レーザー、炭素材料、原子間力顕微鏡(AFM)
光誘起相転移は、新たな物質相を実現する手法として注目されている。我々は可視光フェムト秒レーザー励起により、グラファイト上にナノサイズのダイヤモンド様構造(ダイヤファイト)が形成されることを明らかにしてきた。ダイヤファイトは隣接層間でsp3-likeな結合を形成するため、積層構造のグラファイトとは異なる機械特性が予想される。そこで、本研究では原子間力顕微鏡を用いて、ダイヤファイトの局所力学特性を計測した。