講演情報
[15a-P02-11]機能性高分子を用いたソフトアクチュエータにおける変位量の分子量依存性
〇堀米 駿介1、高部 善仁1、安達 大空1、F.D.D Santos2、黄 瞳3、宮保 淳3、関根 智仁1 (1.山形大院有機、2.Piezotech.、3.ARKEMA K.K.)
キーワード:
アクチュエータ、圧電材料、柔軟性
機能性高分子を用いた軽量なソフトアクチュエータは、触覚提示デバイスや人工筋肉への応用が期待されている[1]。我々はこれまで高機能性ソフトアクチュエータを報告しており、印加電界に比例した機械的変位を出力できることを明らかにした[2]。一方、当該デバイスに使用される高分子の重量平均分子量(Mw)が駆動性に与える影響は不明な点が多い。本研究では、Mwの異なるP(VDF-TrFE)とナノカーボンの複合材料を用いたソフトアクチュエータの駆動性能を明らかにすることを目的とした。