講演情報
[15a-P02-16]PVDFフィルムを用いたカプセル内視鏡用アクチュエータの検討
〇(B)杉山 聖弥1、鈴木 順1、柏葉 安宏1、佐久間 実緒1、川崎 浩司1、今井 裕司1 (1.仙台高専)
キーワード:
PVDFフィルム、カプセル内視鏡、アクチュエータ
本研究では,カプセル内視鏡を自走させることを目標として,PVDF系強誘電体フィルムの変位特性や物性評価を行っている。今回,PVDFフィルムの作製条件と交流電圧を印加したときの変位量の関係を調査した。方形波交流電圧印加時の変位量が最も大きく,フィルムの固有振動数付近で極大値を示した。また,アニール処理を行ったフィルムでは,電圧印加時の変位の応答速度が小さくなり,変位量が増加する傾向が見られた。