講演情報
[15a-P05-5]原子間力顕微鏡による腱組織スライスの力学測定
〇熊谷 羽留1、中道 亮2、北林 ひかる2、岡嶋 孝治1 (1.北大情報科学、2.岡大病院整外)
キーワード:
原子間力顕微鏡、腱、マウス胚
腱周辺組織の力学特性を理解するためには、マイクロスケールの物性測定が必要である。その物性評価において、可能な限り未処理に近いサンプルの測定が望ましい。本研究では、原子間力顕微鏡を用いて、マウス胚後肢切片の固定剤濃度依存性を評価した。切片作製法の1つである川本法では弾性率が固定剤濃度に依存しないことが分かった。当日は胎齢と組織形成および力学特性の関係についても報告する予定である。